今日は2017年の祝日についてお話しします。
ブラジルでは木曜日や火曜日に祝日が来ると、中間の日も休みにしてしまう会社が多いです。
そして2017年は連休が多くなる!ということで去年からザワザワしていました。
でも、ただ手放しに喜ぶことが出来ないブラジルの事情があります。
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今年のリオデジャネイロの祝日一覧
参考までにマークつけておきました。●国民の祝日(feriado nacional)=【国】
●任意の祝日(ponto facultativo)=【任】
(※休みかどうかは職場による)
●リオ州の祝日=【州】
●リオ市の祝日=【市】
場合によっては5連休
火曜日2月28日:カーニバル【任】
木曜日
6月15日:聖体祭【任】【市】
9月7日:独立記念日【国】
10月12日:聖母アパレシーダの日【国】
11月2日:死者の日【国】
3連休になる祝日
月曜日2月27日:カーニバル【任】
5月1日:メーデー【国】
11月20日:ズンビ・ドス・パルマーレスの日【州】
12月25日:クリスマス【国】
金曜日
1月20日:聖セバスチャンの日【市】
4月14日:キリストの受難日【国】
4月21日:チラデンチスの日【国】
12月8日:聖母コンセイソンの日【州】
〜その他〜
水曜日
3月1日:灰の水曜日【任】/リオ市制記念日【市】
11月15日:共和国宣言の日【国】
土曜日
10月28日:公務員の日【任】【州】
日曜日
1月1日:お正月【国】
4月23日:サン・ジョルジの日【州】
リオ小売業界は75億レアルの損失も!?
リオデジャネイロ州小売業者会(CDLRio)によれば、この度重なる大型連休のせいで、リオ州の小売業界全体で約75億レアル(日本円で約2300億円)の損失が見込まれるとのこと!またサンパウロ州商業連盟(FecomercioSP)によれば、国全体の損失は105億レアルにものぼるとのことです。
日本では祝日や連休と言えば、みんなが買い物に出かけて経済活動が賑わうイメージですが、ブラジルはお休みだと商業活動が停止してしまうのです。連休となれば遠くへ旅行してしまう人も増えるでしょう。
特にセントロなどオフィス街などにあるお店などは大打撃となってしまうでしょう・・・
さらにCDLRioによれば、お休み一日ごとに、平均して約4億5百万レアル(約133億6千万円)の損失となる計算だとか。
アウド・ゴンサルヴェス・CDLRio会長は「商人だけでなく、税収が減ることで政府にとっても損失となる。」と述べています。
ちなみに雇用主側も、祝日に働く労働者には割増しでお給料を払わないといけないので、そういう意味でも損が多くなります。
観光業界は期待モード
一方この状況を喜んでいるのはホテルや飲食業会など観光関連業者。
イグアスの滝があるフォス・ド・イグアス市(パラナ州)の観光部門は、訪問者数の12%増加(昨年比)を見込んでいるそうです。
2016年も不景気で多くの商店が閉店を余儀なくされましたが、今年はどうなってしまうでしょうか。政府としても対策を練るべきだと思いますが・・・失業者が増えないことを祈りますm(__)m
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